ヒステリーの正体

田房永子著「キレる私をやめたい」を読んだ。
すぐにヒステリーを起こし、相手に言われたことに過剰反応して暴れ出す。
怒りの炎に支配されて理性がなくなる。
冷静になった後、自分のしたことを後悔して自己嫌悪に陥る。
私別に他人に対してそんなにキレないし、でもまあ、こういう人もいるんだなーと思いながら読み始めた。
そしたら、モロに私も当てはまっていた。

相手の「散らかってるなあ」という何気ない言葉を、「主婦のくせにこんなこともできないのか」「本当にお前はダメだ」という批判に変換して受け取ってしまい、もともと自己肯定感が地の底まで落ちている自分は、その批判にパニックになって暴れてしまう、という仕組みだという。
これ、私が同居人の何気ない言葉にめちゃくちゃイライラしてしまうのと同じやつだ…。

私がパニックに陥り爆発寸前になるのは、「進捗どう?」「ヤバイじゃん」といった言葉だ。
進捗が思わしくなくて焦っているときに、他人から改めて言われることで、「やっぱり私ヤバイんだ」「んなこと私が一番わかってんだよ」「今やってるんだから口出さないでよ」「私もうダメなのかも」等、心の中に蓄積されているネガティブな気持ち(主に自己否定感)の全てが刺激され氾濫し、その引き金となった言葉や人物にパニックの矛先が向かう。
最近ではもうそれを言われるのが怖くて一緒にいることもままならなくなり、自分の部屋に引きこもるようになってしまった。

同居人のことが嫌いなわけではもちろんない。
一緒に作業しながらアニメを見て、くだらないことを言い合って笑うのは楽しい。
楽しいからこそ、(相手にとっては)わけのわからないことでキレてしまうのが怖くて一緒にいられない。
そういうこと言うのやめてってひとこと言えば済むんだろうが、それは単に相手の言葉を押さえつけただけであって、過剰反応してしまう自分の心自体をコントロールできなければ、結局相手の態度や別の言葉に勝手に意味を感じてまた過剰反応してしまうようになるだけだろう。
自己啓発ブログであるつもりはないのでその解決策については省くが、抱えていたものの正体がわかって少しすっきりした。という話。

今夜は湿っているが涼しく、星が綺麗だ。